フェレットによく似た動物として、カワウソオコジョイタチなどがいます。外見はとても近似していますが、それぞれ違いがあります。それぞれどんな習性があり、どんな特徴があるのでしょうか。今回はこの4種類の動物を比較していきたいと思います。




イタチ

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イタチ科は、24属55種類の動物からなり、カワウソオコジョフェレットは、全てこのイタチ科に内包されています。野生のイタチは鋭い歯と爪を持ち、凶暴な性格な個体が多いです。また、臭いを発する臭腺を持っており、マーキングする際に使用します。

野生のイタチフェレットの様に人間に慣れていないため愛玩できず、むしろ害獣に指定されていることもあります。かわいい見た目ではありますが、見かけても近寄らないようにしましょう


カワウソ

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カワウソはイタチ科カワウソ亜科に分類されます。イタチの仲間ではありますが、分類上はオコジョフェレットより近い動物としてラッコがあげられます。確かに、色も見た目も似ていますね。日本では、最小のカワウソであるコツメカワウソがペットとして飼育されることもあります。体重は3~6kgで、社交的な性格です。また、トイレや芸を覚えるなど、賢い動物でもあります。

ただし、価格は最低60万円ほどかかります。近年では、輸入される個体数も少なく、100万以上かかることもあるそうです。




オコジョ

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オコジョはネコ目イタチ科に属する、イタチの一種です。体調は小さいもので20センチ、大きいものでも30センチほどの小型イタチです。特徴としては、年に二回の換毛があげられます。夏は茶色、冬は白色の姿が見られます。かわいい見た目をしていますが、攻撃的な性格をしています。日本にも何種類かのオコジョが生息していますが、天敵の増加や森林伐採の影響から個体数が減少し、地域によっては絶滅危惧種に指定されているところもあります。


フェレット

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フェレットは、野生では生息していません。とはいっても、野生のフェレットが絶滅したわけではなく、そもそもフェレットは人間により家畜化された動物でした。フェレットの祖先は、ヨーロッパを生息地としていたヨーロッパケナガイタチ又はステップケナガイタチです。それでは、どの程度昔にフェレットが生まれたのでしょうか。

約3000年前のギリシアの哲学者であるアリストテレスは、現在のフェレットの様に人間に飼われているイタチと、野生のイタチを分類していました。3000年も前からフェレットの祖先と人間は寄り添って暮らしていました。つまり、正確な起源は定かではありませんが、人間は遠い昔からイタチを手懐けようとしたことがわかります。そして、イタチの家畜化が成功した段階でフェレットと呼ばれるようになったのです。ゆえに、今ではイタチフェレットは外見の面では似ているものの、区別されるようになったのです。


このように、それぞれの動物は似ているところもありますが、個性があふれています。私の飼っているフェレットは、祖先にイタチを持ちながらも人に合うように改良化された動物です。人とフェレットは長い年月をかけて、パートナーとして寄り添っていたということを実感しました。この記事が、皆様にとって、それぞれの動物について知るきっかけとなればと思います。







カテゴリー: 習性・性質