カールじいさんと空飛ぶ家のレビュー

筆者が全く期待していなかった映画の一つが、カールじいさんの空飛ぶ家です。あらすじは、全く知らないまま、いわば喰わず嫌いの状態でしたが、カールじいさんが風船で家を飛ばすことだけはCMから知っていました。

僕がこの映画を観るきっかけになったのは、あまり前向きな理由ではありませんでした。そもそも、僕はピクサー作品が大好きです。カーズやモンスターインクなど、ほかのピクサー作品を見尽くしてしまったので、結果として残ったこの作品を観ることになりました。

しかし、開始10分で、この映画をもっと早く見ればよかったと思いました。

というか、もはや泣きそうになりました。

言いたいことはいろいろとありますが、とにかく、カールじいさんの空飛ぶ家は筆者を良い意味で裏切ってくれた名作となったことは確かです。

今回は、そんなカールじいさんの空飛ぶ家を、筆者の期待を良い意味で裏切った、4つの予想外ポイントを紹介して、この映画をイチオシしたいと思います。


1.開始10分、カールじいさんが空を飛ぶ理由が泣ける

開始10分でピクサー史上に残るともいわれるショートムービーが流れます。カールじいさんには、最愛の女性であるエリーがいました。そのショートムービーの中では、カールじいさんがエリーとどのように出会い、その後どのような暮らしをすることになったのかが、とても素晴らしい映像描写で描かれています。

私は、この映画を見る前には、このじいさんはボケてしまって家を飛ばそうとしてるんだろうなあと思っていましたが、全くそんなことはありませんでした。最初の10分だけでも、この映画の価値は十分あると思います!


2.かわいい仲間の登場、人の言葉をしゃべる犬ダグ!

この映画はカールじいさんしかいないんだろうなあ、2時間近くおじいさん見てるのもなあと思っていましたが、全然そんなことはありません。かわいい子供のラッセルと犬のダグがでてきます。ラッセルは生意気な子供という印象ですが、ダグがとにかくかわいかったです。

ダグは動物の翻訳機を取り付けられたゴールデンレトリバーです。ダグは、人間の言葉を翻訳機を通じて理解し、翻訳機を通じて人間の言葉を話すことができます。このダグは、もともとは敵でしたが、カールじいさんに親近感を抱いていてだんだんと心が動いていきます。

ダグの仕草や喋り方は非常に愛らしく、その一挙一動に目が離せなくなります!

 


3.アクションがすごい!おじいちゃんが走る、戦う!

 

この映画でカールじいさんが空を飛んでいる時間は、意外にも短いです。風船でふわふわ浮く空の旅を想像していた僕にとってこれは意外でした。

じゃあ、残りの時間はなんでしょう?それは、アクションです。カールじいさんは、冒険の中で強大な敵と対面することとなります。

カールじいさんはその相手と大切なものを取り返すために戦うこととなるんですが、その描写がまた凄い!ピクサー映画ならではの盛り上がりと伏線の回収はさすがだなあと感じます。

退屈な映画だと思ったら大間違い!間違いなく”熱く”そして”泣ける”映画です!


4.カールじいさんの心の動き。変わる思いと大切にするもの。

カールじいさんの心の動きは、この映画の中で一つのテーマとなっています。カールじいさんは、妻のエリーと過ごした思い出にとらわれ、家に対して強い愛着と依存を持っていました。

しかし、子供のラッセルや犬のダグとの出会いを通じて、少しずつその心境に変化が生じ始めます。カールじいさんが何を大切に思っていて、それがどのように変わっていくのか。この点が映画のキーとなるポイントだと思います。

後半のシーンで、カールじいさんの「大切なもの」が変わるシーンがあるんですが、そのシーンには思わず涙をながしてしまいました。


おわりに~常にわくわく!退屈にさせない映画!!~

退屈で、つまらなそうな印象だったこの映画。実際は常にわくわくが止まらない最高のアニメーション映画でした。『カールじいさんの空飛ぶ家』を知らなかった方、知っていても手に取ったことのない方には、ぜひ一度見てほしいと思える作品です!!

家族で見ても、ひとりでも見ても楽しめる映画だと思うので、ぜひご覧ください!

きっと、心をあったかくする何かが得られるはずです!!


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