はじめに

 

皆さんは、飼育しやすいペットというと、どの動物を思い浮かべますでしょうか?

一人暮らしのペットの定番であったハムスターやウサギに加えて、フェレットやハリネズミなど、さまざまな種類の小動物達がペットショップに顔を並べるようになりました。

今回は、それらの小動物の中でも、一人暮らしの方でも飼育しやすいと考えられる10種類をピックアップし、ランキング形式で発表します。

また、ペットとして家にお迎えする中で、その動物に合った環境やフードの種類などの情報等もそれぞれ簡潔に説明します。



注意事項

※当記事は、飼い主さんが責任をもってペットをお迎えするということを前提に執筆しています。

命ある動物の世話を始める際には、必ず最後まで面倒を見るという意思を持っていただきたいと、初めに述べさせてもらいます。

また、当記事で述べる飼いやすさはあくまで主観であり、どの動物も愛情を注ぐ必要とお世話の手間がかかることを承知ください。


指標

 

今回の飼いやすさを示す指標を考えたいと思います。今回は、『価格』、『環境』、『ケア』の3つを買いやすさの指標として考えていきます。おすすめ度は【★☆☆☆☆~★★★★★】の5段階で表示します。

まず、『価格』とは、ペットそのもののお値段に加えて、保険や周辺器具の価格を指します。★が少ないほど値段が高く、★が多いほど値段がお手軽であることを示しています。

次に、『環境』は、エアコンや空気清浄等、ペットが安全に暮らしていけるような環境を整備する難易度を指します。★が少ないほど環境整備に手間がかかり、★が多いほど手間がかからないことを示しています。

最後に、『ケア』は病気などのリスクやフード代、散歩の必要性などを示す指標としています。★が少ないほど、ケアに多くの時間を割くことが必要であり、★が多いほどケアに割く時間が少ないことを表しています。


オススメ度10位 プレーリードッグ

価格 【★☆☆☆☆】非常に高い

環境 【★★☆☆☆】大変

ケア 【★☆☆☆☆】非常に大変

プレーリードッグの価格 【★☆☆☆☆】非常に高い

 

 

プレーリードッグは、200,000円から400,000円の間の価格となっています。この記事で紹介している他の動物に比べると、はるかに高い価格です。日本のペットショップで販売されているのは、オグロプレーリードッグと呼ばれる種類です。オグロプレーリードッグは、その多くがアメリカから輸入されていましたが、2003年に感染症の予防を目的として輸入が禁止されてしまいました。そのため、非常に生体の価格が高くなっています。2003年以前には、30,000円ほどで販売されていたようなので、大幅な価格高騰が起こっていると考えられます。しかし、この値段であっても根強い人気のある動物です。

野生のプレーリードッグの食べ物は、基本的には草などです。また、草の周りについた虫や土を食べることで、他の栄養素も補給します。プレーリードッグをペットとして飼育する際には、干し草やペレットが主なフードとなります。また、あまり日本では見かけない動物ですが、プレーリードッグ専用のフードもあります。これに加えて、ビタミン不足にならないように、毎日の飲み水にリキッドを混ぜる必要があります。

プレーリードッグの環境 【★★☆☆☆】大変

 

 

プレーリードッグが、快適に過ごすことができる温度は20度から28度の間です。夏場は、クーラーを弱めにつけて熱中症を防ぎましょう。ケージの中に涼める場所を作ってあげると、自分で冷たい場所で涼むようになります。プレーリードッグを飼育する際に気を付けたいのは、夏よりもむしろ冬の温度管理です。冬に室温が15度を下回った場合、プレーリードックは仮死状態に入ります。寝ている時間が多くなり、ぐったりする姿を多く見るようになれば注意が必要です。この状態が続くと、体調悪化や脂肪のリスクが高まるので注意が必要です。小動物用のヒーターやエアコンによる室温管理が重要になります。

また、プレーリードッグに特有のケアとして日光浴の必要性があります。プレーリードッグは紫外線を浴びることでビタミンDを体内で生成します。日光に当てる時間は一日30分ほどで十分であり、日光に当てすぎると日射病のリスクがあるので気を付けましょう。紫外線を当てることができるライトも販売されているので、ライフサイクルの都合上、夜しか面倒を見ることができない場合は、この使用をおすすめします。

プレーリードッグのケア 【★☆☆☆☆】非常に大変

 

 

 

プレーリードッグは、多くのスキンシップを必要とする生き物です。プレーリードッグは、非常に人間に馴れ、懐く傾向にあります。その反面、スキンシップの欠如がストレスの増加に大きく関わり、1匹でいる時間が長いと自傷行為にはしることもあります。そのため、一人暮らしの中で多くの時間を仕事で家を空けてしまう方は、プレーリードッグの飼育は向かないかもしれません。

このスキンシップの欠如の解決策の一つとして、多頭飼育があげられます。プレーリードッグを複数頭飼育することで、飼い主がいない間であっても、プレーリードッグ間で互いにスキンシップを図るようになります。多頭飼育は、金銭的に大きな負担がかかりますし、命に対する責任も増えます。しかし、プレーリードッグを十分に飼育できる環境があり、スキンシップのみが飼育のハードルであれば、多頭飼育という方法を考えてみてもいいかもしれません。

備考

プレーリードッグの大きな特徴は、人間に非常によくなつくことです。プレーリードッグは、野生では集団で行動し、社会生活を送っています。そのため、他の動物よりも触れ合いを求めます。また、飼い主と飼い主ではない他の人を見分ける能力もあり、飼い主にはなつくが他の人には攻撃的になるというかわいらしい一面もあります。

放牧すると飼い主の膝上に乗ったり、全身を撫でられると喜んだりします。飼育してみると、本当に人に懐く動物だという印象を受けると思います。しかし、先に述べたとおり、スキンシップの不足はストレスの増加をもたらします。一人暮らしの中でも、家にいる時間が長い方、在宅ワークをされている方にオススメのペットです。


オススメ度9位 フェレット

 

 

価格【★★☆☆☆】高い

環境【★☆☆☆☆】非常に難しい

ケア【★★☆☆☆】大変



フェレットの価格【★★☆☆☆】高い

 

 

フェレットは種類によって大きく値段が異なります。カナディアンフェレットは18,000円から30,000円、パスバレーフェレットが30,000円から60,000円、マーシャルフェレットが48,000円から120,000円が大体の相場のようです。値段の違いはきく二つあり、噛み癖と体格です。カナディアンフェレットは、比較的噛み癖が強く、パスバレーフェレットとマーシャルフェレットは比較的噛み癖が弱い傾向にあります。また、カナディアンフェレットは筋肉質で、大人になるにつれて大きく重量感も増してきます。パスバレーフェレット、マーシャルフェレットとなるにつれてその傾向がないため、一般的に人気が高く、値段もそれに応じて高価となっています。

ケージ、トイレ、フードに加えて隠れ家等が必要になります。また、保険代がかなり高く、生体自体の価格よりも保険代金の方が高価になり、驚くこともあるかもしれません。もう一つ、大きな出費となるのはワクチン接種です。これは、フェレットには発症すると、ほぼ100%死亡する犬ジステンバーという感染症があります。そのため、生まれてから間もないベビーの状態でフェレットを購入した場合、ワクチン3回接種とその後には年に1度の摂取が必要です。ワクチンは1回あたり7,000~10,000かかるので、かなりの出費になると考えられます。

フェレットの生体自体をみると比較的安価に見えますが、実際に付随する費用も含めるとかなりの出費となりますので、総費用を確認することをお勧めします。

 

フェレットの環境【★☆☆☆☆】非常に難しい

 

フェレットに必要な環境として、冷暖房設備が必ず必要です。夏の場合はクーラー、冬の場合には暖房もしくは小動物用のヒーターが欠かせません。室温は必ず15度から25度に保つ必要があり、24時間ほぼ毎日冷暖房を稼働させる必要があります。そのため、電気代がかなりかかることを覚悟してください。

また、乾燥にも弱い生き物であるため、可能であれば冬には加湿するための設備を用意してあげると、フェレットにとって理想的な環境となると思います。環境整備の難易度はかなり高いと思います。特に、夏場の冷房を忘れてしまうと生死にかかわるため、非常に気を回すべき事項となります。

 

フェレットのケア【★★☆☆☆】大変

 

フェレット特有のケアとしては、放牧があげられます。フェレットは、基本的に、毎日必ずケージの外に出す必要があります。最低30分は、広い部屋に出してあげることで、ストレスをためないようにしなければなりません。ストレスが溜まってしまうと、噛み癖が強くなったり病気になったりします。そのため、毎日定期的なケアが必要ということから時間的な負担が非常に大きくなります。

また、定期的にお風呂や耳掃除をしてあげる必要があります。お風呂は、ニオイ対策や毛に汚れが溜まるのを防ぐために必要です。これに関しては、あまり頻繁に行う必要はなく、1か月に1回程度で十分かと思います。耳掃除は、ダニを防ぐために行います。フェレットの耳は、汚れが出にくい構造になっているため、定期的に清潔にする必要があります。

備考

フェレットは、ほとんど鳴き声を出さない動物であり、アパートでも飼育できるところもあります。そのため、一人暮らしのペットとしてオススメしている記事を多くみます。しかし、やはりかなり多くの手間がかかることから、迎え入れる際には、相当の準備と覚悟が必要かもしれません。

フェレットの寿命は6~10年であり、けっして短い寿命ではありません。メダカの寿命は1年、ハムスターの寿命は約3年です。どれも大切な命には変わりありませんが、寿命が長ければフェレットが、環境の変化に直面する可能性もあります。フェレットは環境の変化に弱い生き物であるため、できれば安定して飼育できるような環境にあることが望ましいと考えられます。

よく懐くとされている生き物ですが、あまり学習できない個体もいます。噛み癖は一生治らないかもしれませんし、独特のニオイも気になる人はいるかもしれません。非常に愛らしい顔と、あどけない動作で人気のある動物ですが、しっかりとした準備をしてから迎える必要があるかと思います。

 


 

オススメ度8位  チンチラ

 

価格  【★★☆☆☆】高い

環境  【★☆☆☆☆】非常に難しい

ケア  【★★☆☆☆】大変



 

チンチラの価格【★★☆☆☆】高い

 

チンチラは、ハムスターとウサギの間のような風貌と、もこもこふわふわの毛皮を持つ、不思議な動物です。昔はペットショップに並んではいませんでしたが、今では店によっては、その姿を店頭でみせてくれるようになりました。

価格は、種類や年齢によって大きく異なりますが、生体自体は20,000円~80,000円で購入できます。

しかし、チンチラはケガをしやすい一方で、小動物であるためお金がかかります。そのため、保険料金は、けがに対する不安があるのであれば、月1,500円から2,000円ほどかけることを覚悟する必要があると思います。

また、周辺設備としては、ケージや食べ物だけでなく、砂が必要となります。これは、チンチラが自分の毛皮をキレイに保つために、砂浴びとよばれる行為をおこなうためです。そのため、生体のみの値段は、それほど高くはないものの、保険や周辺設備を考えると、相当金銭的に負担がかかると考えられます。

 

チンチラの環境【★☆☆☆☆】非常に難しい

 

チンチラは、とてもデリケートな動物です。野生のチンチラは、標高3000メートルの高所を住みかとしています。そのため、非常に寒い環境に適応した動物です。見た目のモフモフした毛皮は、日本の冬の寒さは比較的乗り越えられますが、日本の夏には逆に生死に関わる要因になりえます。そのため、温度は15度~20度程度に、常にエアコンなどの設備を使って調整する必要があります。そのため、エアコンを常につけていられるような環境が必要になります。

チンチラは頻繁ではありませんが鳴き声を出します。怖いときや興奮しているとき、あるいはコミュニケーションをとりたいときに、鳴き声を発します。この鳴き声自体はあまり大きいとは言えませんが、夜のケージの中でバタバタする音は慣れるまで時間がかかるかもしれません。チンチラと、同じ部屋で暮らす場合には注意が必要かもしれません。

チンチラのケア【★★☆☆☆】大変

 

チンチラに特有なケアとしては、砂浴びが挙げられます。砂浴びのためには専用の砂が必要です。殺菌されたものが必要なので、公園用の砂や猫砂は避ける必要があります。チンチラサンドと呼ばれる専用の砂を用意しましょう。具体的には、週4~6回、1回10分ほどの時間が必要です。毎回全部取り換える必要はなく、砂浴び用の容器に砂を入れ、こまめに砂を取り換えることで清潔な状態を保つことができます。しかし、個体によっては砂浴び容器の中でトイレをしてしまう子もいます。そのため、そのような子を迎えた場合には、砂をすべて入れ替える必要があります。このように、トイレ用の紙砂と砂浴び用の砂を、それぞれすべて入れ替えるのは手間かもしれません。

 

備考

ここでは、ニオイと懐き度について触れておきたいと思います。ニオイについては、基本的には飼い主が気になるような程ではありません。チンチラがペットとして人気な理由として、このニオイのなさがあげられます。例外として、発情期などの期間には強いニオイを発することもありますが、基本的にはあまりニオイはしないそうです。次に懐きやすさについてですが、猫と同じくらい懐くけれども、犬よりは懐かないという印象です。手からご飯をあげることや、抱いたりすることはできますが、やはり気ままな生き物です。ここは、個体によって大きな差があると思います。

 


 

オススメ度7位 ハリネズミ

 

価格  【★★★☆☆】ふつう

環境  【★☆☆☆☆】非常に難しい

ケア  【★★☆☆☆】大変



 

ハリネズミの価格【★★★☆☆】ふつう

 

ハリネズミはカラーと産地によって値段が異なりますが、相場は15,000円から50,000円程度となります。ハリネズミには何種類かありますが、一般的に発売されているのはヨツユビハリネズミと呼ばれている種類です。他の種類もあるものの、許可が必要もあるので注意が必要です。そのため、種類で変わるというよりは、むしろハリネズミのカラーで値段が変わります。基本のカラーのスタンダードやシナモンは5,000~20,000円、レアカラーのホワイトやパイドは20,000~50,000円ほどになります。産地は輸入の個体は安く、国内の個体は比較的高くなっています。

生体以外にもお金がかかります。周辺器具としては、回し車やケージが必要ですが、全部揃えると3万から10万の間の価格となります。また、保険に入ると、20,000~40,000円ほどの金額がかかります。そのため、周辺価格を考えると、かなりの金銭的な負担が必要となることを覚悟しなければなりません。

 

ハリネズミの環境【★☆☆☆☆】非常に難しい

 

ハリネズミが快適に過ごせる温度は、24度~27度です。気温18度を下回った場合、又は気温30度を上回った場合には、ハリネズミは非常に危険な状態に陥ります。低体温になった場合、ハリネズミは体温を外部の温度と同じになるまで低下させ、ぐったりと動かなくなります。その後、温度が下がり続けるとハリネズミは死亡してしまいます。高体温になった場合には、外部の温度が著しく高くなると人間の夏バテのようにぐったりとしてしまい、フードをほとんど食べなくなってしまいます。その後温度が上がらない場合、ハリネズミは動かなくなり死亡します。そのため、冬は小動物用のヒーター、夏はクーラーなどを用いた温度管理が必要となります。

また、ハリネズミは湿度の多い環境では生きることができない動物です。適切な湿度はおおよそ40%以下です。日本は湿度が高く、40%を超える湿度となることは珍しくありません。そのため、ケージにブランケットをかけたり、除湿器を用いるなどの対策が必要になると考えられます。

 

ハリネズミのケア【★★☆☆☆】大変

 

ハリネズミは毎日ケージの外に出す必要はなく、狭いケージの中で動き回ることから運動不足になることはほとんど無いといわれています。ただし、個体差などもあり、ケージの中に回し車を置いても遊ばない個体もいます。そのような場合には、ケージのドアを開けて外に出してあげるとストレスが溜まらないかもしれません。基本的に夜行性なので、夜にガサガサ音がしますが、元気に夜にドアを開け、放牧する方もいます。糞尿の掃除が大変になるので、この方法を行う方は注意が必要です。

野生のハリネズミは雑食であり、昆虫やミミズなどを食べるといわれています。一般には、昆虫や果物などをミックスしているハリネズミフードが販売されているので、普通の飼い主さんはこれをあげるようです。ただし、ハリネズミは、『グルメなペット』とも呼ばれる動物で非常に好き嫌いが激しいです。昨日フードとしてあげたはずのものが、今日は食べなくなるということが度々あるようです。そのため、ハリネズミを飼う際には、フードについて真剣に考える必要があるかもしれません。

 

備考

ハムスターを飼った経験がある方が、その感覚でハリネズミを飼育しようとすると、失敗してしまうことがあります。ハムスターの飼育が楽というわけではなく、見た目は似てるものの、全く別の動物であるという認識が必要という注意です。特に体温調節に関しては、ハリネズミの中で重要な要素になってきます。飼育を始める際には十分に調べることをお勧めします。

あと、人になれるかどうかについてですが、個体差はありますが、手から直接食べ物を与えられるくらいに慣れます。飼い主のニオイを覚えさせ、ニオイと良いことを結びつけることで、恐怖感を減らしていくことが慣らしていくことが重要になってきます。見た目が可愛いのはわかりますが、過剰なスキンシップは逆にストレスの増加につながります。繊細な動物ということを覚えておきましょう。

 


オススメ度6位 モモンガ

 

価格  【★★★☆☆】ふつう

環境  【★★☆☆☆】難しい

ケア  【★★☆☆☆】大変



モモンガの価格【★★★☆☆】ふつう

 

ペットショップで発売されているモモンガは、大きく二種類あります。一般的な種類としては、フクロモモンガがあげられます。黒と白のカラーとキレイな黒い瞳が特徴です。もう一種類は、アメリカモモンガと呼ばれる種類です。フクロモモンガとは見た目が異なり、リスのようなかわいい見た目をしています。

値段についてですが、フクロモモンガは価格帯が大きく異なります。フクロモモンガの価格は1万円から3万円となりますが、アルビノや変異種などカラーが珍しい種類は最大20万円まで価格が上がることがあります。アメリカモモンガは、以前は3万円から5万円のようでしたが、規制があったようで近年は値段が上昇していると聞きました。また、販売している店は少なくなってしまったようで、ネットなどで輸入しているお店をよく調べた方がいいかもしれません。

次に、モモンガを迎える際に必要な周辺器具の価格について触れていきます。ケージ、遊び道具、熱いときに涼む場所、巣箱など様々なものが必要となります。どの程度の品質を揃えるかで値段は大きく変わりますが、2万円から5万円はかかると考えられます。保険に入ると、さらに金銭的負担は大きくなると思います。

 

モモンガの環境【★★☆☆☆】難しい

 

はじめに、一般的に販売されているモモンガには二種類あると述べました。この中で、フクロモモンガは暑さに強く寒さに弱い生き物です。一方、アメリカモモンガは暑さに弱く寒さに弱い生き物となっています。具体的な環境整備として、夏はクーラー、冬はヒーターの使用が必要となります。フクロモモンガについては、夏は30度を超えるような猛暑の際にはクーラーを使用し、冬は小動物のヒーターを利用することで、快適な温度を保ちましょう。

ヒーターを使う際には、サーモスタットの使用をお勧めします。サーモスタットとは、指定した温度を保つための機械です。ヒーターを付けたままにしておくと、温度が上がりすぎてしまったり、あるいは、十分な温度を保てなかったりします。そのため、ヒーターとサーモスタットの併用により、フクロモモンガにとって良い環境を保ちましょう

 

モモンガのケア【★★☆☆☆】大変

 

モモンガにはシャンプーや耳掃除のようなケアは必要ありません。ただし、爪切りは飼い主さん自身が行う必要があります。モモンガの爪切りは非常に難しいです。爪が真っすぐではなく、曲がっていることや、元々の繊細で臆病な性格から、爪切りの際に他の部分を傷つけてしまう危険があります。そのため、二人で協力しての爪切りをお勧めします。一人がモモンガの体を固定し、もう一人が素早く爪を切りましょう。なるべく、光の当たる明るいところで一連の動作を行ってください。

モモンガは、ストレスを溜めやすい動物です。モモンガはストレスが溜まった際に、何かモノを齧ったり、ひっかいたりといった行為はしない傾向にあります。代わりに、自分の毛を引き抜いたり、皮膚を傷つけるなどの自傷行為を行う性質があります。したがって、モモンガにできる限りストレスを溜めないようなケアが必要です。定期的に外に出す必要はないとされていますが、ケージの大きさが十分ではない場合には、ケージの外に出して遊ばせる必要があるかもしれません。また、環境の変化に気を付けてください。少しの変化であっても、モモンガは感じ取ります。そのため、引っ越しの予定やライフサイクルの変化などがあることが分かっている場合は、モモンガの購入を控えた方がいいと考えられます。

 

備考

モモンガは、非常にデリケートな生き物ですが、だんだんと懐かせていくことができます。慣らしたモモンガは、手から直接食べ物をあげれるようなったり、手の上に乗せてコミュニケーションをとることができるようになったりします。ただし、懐かせることと、慣らすことを混同しないように配慮しましょう。モモンガを家に迎えてすぐの時には、環境の変化に対応できない可能性があります。そのため、しばらくコミュニケーションをとらずに距離を置くことで、段々と変化に慣らす必要があります。飼育を開始する前に、モモンガとの接し方の計画を考える必要があります。

モモンガは、高い場所から飛び降りて滑空することができます。その姿を見るのは非常に楽しいものですが、ケガをしやすかったり姿を見失ったりする恐れもあるので、十分に注意する必要があります。窓を開けていたら、高いところから飛び降り、そのまま外へと出てしまったという事例もあります。この点には、非常に気を付ける必要があると思います。


オススメ度5位 デグー

 

価格 【★★★☆☆】ふつう

環境 【★★☆☆☆】大変

ケア 【★★★☆☆】ふつう



デグーの価格 【★★★☆☆】ふつう

 

デグーは毛色によって価格が大きく異なります。ここでは、大きく3種類、ノーマル・パイド・ブルーを紹介します。ノーマルは茶色の毛色です。茶色の毛色のデグーは、見た目がネズミに近く、比較的人気がない種類です。しかし、この色が好きという飼い主さんも多くいます。ノーマルのデグーは、4,000円から12,000円で購入できます。次に、パイドとは単色ではなく、複数の色がミックスされた毛色を言います。グレーと白のミックスや、茶色と白のミックスなど、さまざまな色のパイドがあります。パイドのデグーは8,000円から25,000円が相場です。同じパイドであっても、珍しい組み合わせとなると、かなりの価格がつくようになります。最後に、ブルーは全身がグレーの種類を指します。この色のデグーは、7,000円から20,000円と、やはりノーマルよりも高価となっています。

デグーの生体以外の値段についても記述していきます。具体的には、フード、齧り木、回し車などがあげられます。また、デグーは砂浴びをすることから、砂浴び用の砂を用意する必要があります。殺菌されたものが望ましいので、紙砂や一般の砂ではなく、小動物やチンチラ用の細かい砂を購入しましょう。また、糞尿の処理を容易にすることや、足の保護を目的として、下に敷き詰めるためのおがくずやウッドチップも必要となります。デグーが販売されているペットショップでは、これらの周辺設備も販売されていると考えられるため、全部でどの程度の金額がかかるかは簡単に試算しておきましょう。

 

デグーの環境【★★☆☆☆】大変

 

デグーに最適な温度は10度から26度とされています。この温度を上回ると熱中症、下回ると停滞温床に陥るリスクが生じます。野生のデグーは、基本的に温度が一定な高原地方に生息しているため、温度の変化が激しい日本では、温度調節を行わなければ心身に異常をきたす場合があります。デグーには、汗を分泌する汗腺がありません。そのため、クーラーやヒーターで直接温度を変化させる必要があります。

デグーが熱中症になった場合は、冷たいタオルで直接温度を下げる。低体温症になった場合は、暖かい場所に置いてあげるなどのすみやかな処置が必要となります。重要なのは、ケージの中に常に15度前後のスペースを作ってあげることです。ケージ内に常に安定した温度の場所があれば、デグーが自らそこで休息をとるようになります。デグーを飼育する際には、そのような場所を用意しましょう。

 

デグーのケア【★★★☆☆】ふつう

 

デグーのケアとしては、砂浴びと齧り木の設置の二つがあげられます。砂浴びは、デグーの毛皮を保つことや、ストレス発散を目的としています。先にも述べたように、市販されている砂浴びボトルの中に、デグーサンドやチンチラサンドなどを入れ、砂浴び場所を設けましょう。砂の交換頻度は、週2・3回程度を目安に行ってください。砂浴びは、野生のデグーが日常的に行っている習性です。デグーに砂浴びの機会を与え、健康に日々を送ることができるようにしてあげましょう。

また、かじり木は、デグーの歯を適切な状態に保つために必要な設置物です。デグーの歯は、人間の歯とは異なり、成長と共に伸び続けます。そのため、放っておくと歯が必要以上に長くなり、ケガの元になったり食事がしづらくなったりします。そこで、かじり木が必要となります。デグーは、かじり木をかじることで自分の歯を少しづつ削ることができます。すると、デグーの歯は一定の長さに保たれるようになります。かじり木は、いったんセットすると、当分の間交換は必要ありません。デグーのストレス発散にもつながるので、設置をおすすめします。

 

備考

デグーは、見た目がネズミに似ていますが、実は頭がいいとされている動物です。声の高低や長さを使い分けることで他のデグーとコミュニケーションを取ることができたり、繰り返し練習することで簡単な芸を覚えることができたりするとされています。

言語学者もデグーを研究対象にいれているほど、音に対する学習能力が高いとされています。デグーの飼い主の中でも自分の発言を理解してくれていると感じる方がいたり、デグーの鳴き声によって欲しいものがわかるという方もいました。デグーを迎えるにあたっては、賢い動物という認識をもって、接することが必要かもしれません。

 

 


オススメ度4位 シマリス

 

価格 【★★★☆☆】 ふつう

環境 【★★★☆☆】 ふつう

ケア 【★★★☆☆】 ふつう



 

シマリスの価格【★★★☆☆】 ふつう

 

シマリスの値段は、7,000円から10,000円の間となっています。値段は、性別によっても変化するようです。基本的に、オスはメスよりも高い値段がつけられます。これは、オスは発情期の時期を除いて人間に慣れやすい性質を有するためです。他に必要なものとしては、ケージ、齧り木、回し車、フードを入れる容器などがあげられます。全部合わせて大体3万円ほどになります。

これに加えて、定期的に必要となるのは、フード代と床材代です。まず、フードを入れる容器について説明します。野生のシマリスの食べ物は、木の実・果実・昆虫等です。ペットショップでは、これらの食べ物が栄養バランスよくミックスされている、ハムスター・シマリス用フードが売られているため、このフードの購入をオススメします。次に、床材について説明します。シマリスはトイレの場所を覚えない動物です。そのため、しばらく放っておくと、ケージの中には糞尿が溜まってしまうことになります。そこで、おがくずやウッドチップなどを床材として敷いておくことで、掃除をしやすくすることができると考えられます。そのため、フードと床材は常に手元に置いておきましょう。

 

シマリスの環境【★★★☆☆】 ふつう

 

シマリスは、高温多湿に弱い動物です。シマリスにとって適切な温度は20度から25度までの間となっています。室温が30度を超える場合には熱中症、室温が20度を下回る場合には冬眠に入ってしまう可能性があります。夏と冬の温度対策について説明します。

まず、夏の環境整備について説明します。夏には、エアコンを用いた空調管理が重要になります。20度程度の温度に設定しておくと、シマリスが快適に過ごすことができるようになります。夏には、冷却シートや大理石のボード等、ケージの中に涼むことができる場所を用意することも重要です。シマリスは自分から、丁度いい温度の場所へと移動するようになります。また、夏には湿度が高くなる危険性があります。そのため、除湿機を用いたり、新聞紙を細かく切って敷いておくなど、常に高湿度にならないように気を付けましょう。

次に、冬の環境整備について説明します。冬はエアコンや小動物用のヒーターを使用することで、室温を低下させず冬眠しないように気を付けましょう。オススメは小動物用のヒーターとサーモスタットの併用です。小動物用のヒーターは、電気代が比較的節約できますが、温度が高くなりすぎるなどの危険があります。そこで、温度を一定に保つことができるサーモスタットを併用することで、安全に保温を行うことができます。

このように、シマリスは温度と湿度の変化に敏感な動物であるため、温度・湿度管理には十分に配慮する必要があると考えられます。

 

シマリスのケア【★★★☆☆】 ふつう

シマリスは、個体差はあるものの、トイレをある程度同じ場所にする動物です。まず、ケージの中で自由に動き回らせてみて、その後繰り返しトイレをする場所があれば、そこに汚れてもいいような新聞紙や紙を設置しましょう。これは、個体差があり、決まった場所にトイレをしない個体もいます。いずれにせよ、おがくずやウッドチップなどの床材をケージの下に敷くことで、掃除を楽にすることができると考えられます。

シマリスには、ストレスを溜めないような生活を送らせることが大事です。ストレスの原因としてあるのが、思い込みストレスといわれるものです。思い込みストレスとは、「いつもしてもらっていることを、してもらえないことによって感じるストレスのこと」です。シマリスの飼い主は、シマリスのその愛らしい外見がゆえに、手に乗せたり体を登らせるなどのコミュニケーションを積極的に取りたくなってしまいます。

しかし、過剰なコミュニケーションをとると、シマリスにとってはそれをされることが当たり前になってしまいます。そのため、シマリスはそのコミュニケーションが不足した際には、いつもされていることをしてもらえないという点で、ストレスに感じてしまいます。そのため、飼い主は、シマリスと適度に触れ合うことを推奨します。

 

備考

シマリスは、性格が変わる動物であるとされています。今までよく馴れていたはずのシマリスが、突然凶暴化します。この凶暴化したシマリスのことを、「噛みリス」や「タイガー」といいます。この状態に陥ると、飼い主の手や体に過剰に噛みつくようになります。この傾向は、今まで人に慣れているシマリスほど生じるとされています。原因としては、シマリスが自分のテリトリーを侵略されていると思い込むこととされています。ケージから頻繁に出してコミュニケーションをとっていると、ケージだけではなく部屋全体が自分のテリトリーと考えるようです。そのため、人間がそのテリトリーの中に入ってくると、自分のテリトリーが侵略されたと思い込むようです。

先にも述べましたが、シマリスはケージの中だけでも十分運動することができます。そのため、遊べば遊ぶほどよいということはなく、あくまで適度なコミュニケーションをとることで、このような凶暴化を防ぐことができると考えられます。

 


オススメ度3位 モルモット

 

価格 【★★★★☆】 低い

環境 【★★★☆☆】 ふつう

ケア 【★★★☆☆】 ふつう



モルモットの価格【★★★★☆】 低い

 

モルモットの価格帯は、2,000円から8,000円までの間となっています。モルモットの値段は種類によって異なりますが、毛が長い種類ほど人気があり、価格が高くなる傾向となります。ペットショップでは、様々な種類のモルモットが販売されているため、事前に欲しい種類や毛色を調べておくことをおすすめします。

モルモットは、生体以外にもケージ、トイレ、牧草などの費用が掛かります。すべて揃えると、品質にもよりますが2万円から3万円ほどになります。月々の飼育費用は、約3000円ほどで、紙砂代・食事代・牧草代などがかかります。モルモットの寿命は4年から8年とされていますが、10年まで生きる個体もいます。他のペットと比べるとかかる費用は比較的少ないものの、経済的に余裕をもって飼育できるよう心掛けてください。

 

モルモットの環境【★★★☆☆】 ふつう

 

基本的に、モルモットに最適な温度は20度から26度です。モルモットは品種によって、寒さと暑さへの耐性が異なります。毛の長い種類は寒さに強く暑さに弱い品種であり、毛の短い種類は寒さに弱く暑さに比較的高い種類となります。夏場は、エアコンによる空調管理が必要となりますが、室温が最適温度を少し上回る程度であれば、保冷剤をケージの中に入れるなどして、涼める場所を確保することで調整することができます。冬場には、エアコンによる保温や小動物用のヒーターによって温め、モルモットにとって快適な温度を保ちましょう。

ここで重要なのは、モルモットには様々な品種があり、それぞれに対して適切な環境があることです。モルモットを家に迎える際の環境整備を考える際には、必ずそれぞれの品種に適した気温や湿度を調べ、それに合った設備を用意しましょう。

 

モルモットのケア【★★★☆☆】 ふつう

 

モルモットのケアとして、ブラッシングをあげます。ブラッシングは、モルモットが自分自身の体毛を飲み込むことによって、毛球症になるのを防ぐ役割があります。血球症とは、消化器官の中に毛玉が溜まってしまう病気のことを言います。血球症になると、食欲不振や便秘などの症状がおこります。

モルモットは猫とは異なり、毛玉を一度飲み込むと、自分では吐き出せません。そのため、ブラッシングによる毛玉ケアが必要となります。ブラッシングは、通常であれば1、2週間に1度程度。抜け毛が多くなる換毛期に当たる春と秋には、数日に一回行うことを推奨します。ブラッシングは、モルモットとのコミュニケーションになるので、大切なケアとして行いましょう。

 

備考

ここでは、ビタミンCの必要性とシャンプーについて説明します。モルモットは、ビタミンCを体内で合成できないことから、外部からの摂取が必要となります。モルモット用のフードには基本的に、ビタミンCが配合されています。飼い主さんの中には、固形のモルモット用のフードだけではなく、ビタミンCが多く含まれた野菜をモルモットに与える方もいます。具体的には、ブロッコリーやキャベツ等があげられます。与えてはいけない野菜もあるので、与える際にはよく注意してください。

シャンプーについてですが、モルモットは基本的にはお風呂に入れなくてよいといわれています。野生のモルモットは、そもそも水浴びをする習性がありません。そのため、お風呂に入れてシャンプーをすることでストレスを感じる個体もいます。モルモットの汚れやニオイが特に気になるというものでなければ、あまりシャンプーはおすすめしません。

 

 


オススメ度2位 ウサギ

価格 【★★★★☆】 低い

環境 【★★★☆☆】 ふつう

ケア 【★★★★☆】 簡単



ウサギの価格【★★★★☆】 低い

たれ耳のウサギさんぶち模様

ウサギは多様な種類がペットショップで販売されており、種類によって価格帯が異なります。価格帯が安いものとしては、ミニウサギがあげられます。ミニウサギの価格帯は、3,000円から10,000円となっています。このミニウサギは、特定の種類ではなく雑種の総称です。そのため、同じミニウサギでも見た目が全く異なるということもあります。人気のある種類としては、ネザーランドドワーフやホーランドロップイヤーなどがあげられます。ネザーランドドワーフは、ウサギの中でも最も小さい種類で、ピーターラビットのモデルにもなった種類です。人気も高く、価格帯は2万円前後となっています。また、ホーランドロップイヤーは、たれ耳が特徴的な種類です。多くの色の種類があり、個体差が大きくなっています。他にも、ケージ、牧草入れ、かじり木などの周辺器具が必要となります。これらを揃えるには、最低でも2万円ほどの値段がかかります。

また、ウサギはペットショップだけではなく、ウサギ専門店でも販売されています。ウサギ専門店でウサギを購入すると、値段が高くなる代わりに手厚いアフターサービスを受けることが可能です。ウサギを初めて迎える飼い主は、ウサギ専門店での購入を行うと、安心してウサギ飼育をはじめることができるかもしれません。

 

ウサギの環境【★★★☆☆】 ふつう

一般的に、ウサギが快適に過ごすことができる温度は、18度から24度の間といわれています。気温が28度を超えると熱中症のリスクが高まり、15度を下回ると体調を崩すようになります。また、この快適な温度の範囲は、ウサギの種類によって異なります。例えば、毛の長い種類は温度帯が比較的高く、毛の短い種類は温度帯が比較的低くなる傾向になります。それぞれのウサギに適した温度を調べておくといいかもしれません。

エアコンによる温度管理が基本となりますが、このとき冷たい風た暖かい風が、ウサギに直接当たらないように気を付けてください。また、エアコン以外にも熱いときには扇風機で空気を循環させたり、寒いときにはケージを布でおおって保温するなど、快適な温度を間接的に保つ必要があります。

 

ウサギのケア【★★★★☆】 簡単

ウサギを飼育する際に必ず気を付けなければならないことは、常に牧草を常備しておくことです。ウサギは24時間以上絶食が続いた場合、死に至るリスクが高まります。というのも、ウサギは腸を動かすために繊維質が必要です。ウサギはその体質がゆえに、繊維質が長時間摂取されないと腸の運動が止まってしまいます。そのため、牧草を置いておく場所を用意し、いつでも好きな時に牧草を摂取できるようにする必要があります。

また、ブラッシング・爪切り・耳掃除などのケアも必要です。ブラッシングは1、2週間に1回、爪切りは1か月に1回程度、耳掃除も同様に1か月に1回程度行います。ブラッシングは、毛玉をケアして飲み込まないようにするために重要なケアなので、毛が生えかわる春と秋には特に重点的に行いましょう。

 

 


1位 ハムスター

価格 【★★★★★】 非常に低い

環境 【★★★★☆】 簡単

ケア 【★★★★☆】 簡単

 



 

ハムスターの価格 【★★★★★】 非常に低い

ハムスターの平均的な価格は、1,000円~3,000円の範囲となっています。目の色が左右で異なるオッドアイや、色素がないアルビノなど、珍しい種類に関しては高価で取引されることもありますが、基本的に生体自体の価格は低価格となっています。ペットショップで販売されているペットの中で、ハムスターは最もメジャーな動物です。そのため、非常に様々な種類が発売されています。種類ごとに、多頭飼育の向き不向きや、臆病か活発化などの性格の違いがあります。そのため、自分のライフスタイルや、好みの性格に合ったハムスターを良く調べて選ぶようにしましょう。

ハムスターのフードについてですが、どのハムスターにも与えられる汎用性の高いものから、それぞれの種類に合わせて栄養がバランス良く配合されたものまで販売されています。ハムスターは、生体自体の販売価格が安い一方で、ケージやフードなどは他の小動物と同程度の費用がかかります。飼育を始める際には、決して安いとは思わず、すべての費用を確認した方がよいと思われます。

 

 

ハムスターの環境 【★★★★☆】 簡単

ハムスターが快適に過ごすことができる温度は、20~25度の間の範囲となります。また、適切な湿度もあり、40~60%であればハムスターは問題なく過ごすことができます。夏と冬の温度管理について、それぞれ説明します。まず、夏にはエアコンによる空調や、ケージ内に冷やしたタオルや大理石を置くことで熱中症を防ぎましょう。このとき注意すべきなのは、エアコンの風が直接当たらないようにすることです。直接風が当たると、体が急激に冷えてしまうので、体調を崩すことがあります。

次に、冬にはヒーターとサーモスタットの併用が望ましいです。小動物用のヒーターは、夜間に温度が上がり続けてしまい、過剰に温度が高くなってしまうことがあります。そのため、温度を一定に保つ機能を有するサーモスタットを併用することで、ハムスターがケージの中で快適に過ごせるようにしましょう。

 

ハムスターのケア 【★★★★☆】 簡単

 

ハムスターに必要なケアとしては、ブラッシングや布による体洗いがあげられます。それぞれについて、説明します。まず、ブラッシングは毛の長い種類のハムスターに行うケアです。毛の長いハムスターはウサギやモルモットのように、毛を飲み込んでしまうと吐き出せなくなってしまいます。そのため、換毛期とよばれる、春や秋の期間には特に重点的にブラッシングを行う必要があります。

また、体洗いは決してお風呂に入れるという意味ではありません。ハムスターは、お風呂を嫌がる動物であり、決してお湯につけてはいけません。タオルなどの布にぬるめのお湯をつけて、汚れた部分を軽くふき取りましょう。頻繁にこれを行う必要はなく、汚れやにおいが目立ったときにのみ行ってください。

 

 

 


いかがでしたでしょうか。以上、一人暮らしでも飼育しやすいペットを、小動物を中心に10種類、ランキング形式でまとめさせていただきました。自分がペットを飼育している飼い主であることもあり、情報はできるだけ詳細に、飼育難易度はできるだけ辛口に書かせていただいたつもりです。

最初に注意として書いた通り、ペットを安易な気持ちで飼育しようとするのは絶対にやめてください。一人暮らしといえども、経済的及び時間的に万全な状態を整えてからペットを迎えることが、飼い主さんにとっても飼われるペットにとっても、幸せなことだと思います。

また、ペットを迎える際には、可能な限り飼育を予定している動物についての情報収集を行うことをお勧めします。自分のイメージする動物像と実際の動物像が違うことは往々にしてあります。しかし、迎えてから後悔するのは遅いです。ペットは、種類によって異なりますが寿命があります。そのため、その寿命を全うするまで付き添うことができる決意が必要です。

さいごに、一人暮らしの方にとって、ペットが自分の帰りを迎えてくれることは、生活の大きな支えとなります。触れ合うだけで、飼い主さんの心をを幸せな気持ちで満たしてくれたり、傷ついた心を癒してくれたりします。その点で、ペットを飼育することで人生がより豊かになるかもしれません。

当記事では、新しくペットを迎えた飼い主さんに対するアドバイスや、個々のペットの飼育方法についても今後掲載していく予定です。一方、ペットを飼えないという方に対しても、Twitterから拝借したフォロワーさんのペットの画像をギャラリー形式で紹介しています。

 

ペットの飼い主さんにも、ペットにも優しいサイトを目指していきたいと思っております!!